2000 年新年のご挨拶

富士通研究所 知能システム研究部の益岡です. 本年もよろしくお願い致します.

今年も, 年賀状を作ってみました. よろしかったら見ていって下さい. ことしは, ソースネクスト社 『筆休め2000年賀状コンテスト』で, デジカメ賞を頂きました. (いつかページがなくなってしまった時のためにローカルに コピーもおいています.)

  • 2000 年度年賀状
  • データ作成作業

    データは以下のようにして作りました.
    1. デジタルカメラ (Olympus CAMEDIA C-2000Z) で家族の写真をとりました. 何枚もとり, その中から良さそうなものを選びました.
    2. 写真を Photoshop 5.0J に取り込み, 写真のメインの部分は あまり変形しないように, Photoshop のフィルター「球面」を使い 球状の感じを出します. 球面に相当する部分を切り出しました.
    3. Illustrator 8.0J で, ブラシを使い, 筆の感じを出して, 龍の特徴的な部分, 鼻, 髭, 口, 牙を (マウスで!) 書きました. 同じファイルに文字も入れました.
    4. Photoshop で Illustrator のファイルをラスタライズし, 龍の部分と文字を別のレイヤーに入れました.
    5. さらにその Photoshop に写真を読み込みました.
    6. 一番下のレイヤーに背景として Photoshop の フィルターの「雲模様1」を使い, 写真館で使うような背景を作りました.
    7. 以上でレイヤーは下から, 背景, 写真, 龍, 文字となりました.
    8. そのままでは写真に球の感じがあまり出ないのと, 写真と背景との切目がはっきりしないので, 写真の選択領域の境界を少し茶色で塗りました.
    9. 次に背景と写真にも影が落ちるように, 龍のレイヤーの下に, 龍の影のレイヤーとして, 龍のドロップシャドウのレイヤーを作りました.

    実際の年賀状にする

    今年から, FDiネットサービス におけるネットポストカードのサービスで年賀状を作りました. これで以前のように Floppy Disk で写真店にデータを持ち込むことなく, データを直接インターネットで送ることができるようになりました. 残念ながら受け取る方は, 注文するときに指定した近くの写真店に 実際に行って受け取ります. (受け取りも郵送や宅配便にすればいいのにと思います. もしかして これはビジネス特許になるかも :-)

    感想/反省点

    以下にいくつか感想/反省点をあげます.
  • 全体に落ち着いた雰囲気の中にも, 明るい感じを出そうとしました. 龍が玉を口に加えている感じを出そうとしています.
  • 今回は時間もなく, アイデアもギリギリまで決まらず, さらに急いで作ったたのですが, その分シンプルになったのが むしろ良かったのかも知れません.
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